年末調整がよくわかるページ(令和5年分)が開設されています
9月22日、国税庁は、年末調整がよくわかるページ(令和5年分)を開設しました。
令和5年1月からの改正点である「扶養控除の対象となる非居住者である扶養親族の範囲の見直し」について、次のように解説しています。
(1)令和5年1月から、扶養控除の対象となる非居住者である扶養親族は、次に掲げる人とされました。
イ 年齢16歳以上30歳未満の人
ロ 年齢70歳以上の人
ハ 年齢30歳以上70歳未満の人のうち、次のいずれかに該当する人
(イ)留学により国内に住所および居所を有しなくなった人
(ロ)障害者
(ハ)扶養控除の適用を受けようとする所得者からその年において生活費または教育費に充てるための支払いを38万円以上受けている人
(2)年末調整において、扶養控除の適用を受けようとする非居住者である扶養親族が上記(1)に該当する場合には、その扶養親族に係る確認書類を、給与の支払者に提出し、または提示する必要があります。